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戒名追加彫り

前回は、石屋さんに納骨依頼が出来るということをご説明しました。前回の記事はこちらからhttps://tanaka-si.com/2022/09/27/%e7%b4%8d%e9%aa%a8%e6%89%bf%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%99/
今回は納骨依頼の時に合わせてご注文が多い、戒名追加彫りについてご説明したいと思います。

追加彫りとは

追加彫りとは、石に戒名または法名を彫ることです。ではどこに彫るのか。石塔とは別に建てることが多くなってきた墓誌・法名碑・霊標に彫ります。そうでない場合、和型石塔は竿石部分(○○家之墓、先祖代々之墓などと書かれている部分)の右面と左面に彫ります。順番に右面から彫っていきます。また、洋型石塔は竿石の裏側に右から彫ります。

🍃どんなときに追加彫りをするのか
 仏様ができたら、四十九日の法要までに戒名または法名を彫ることをおすすめしています。なぜか?

仏教の考えでは、人は亡くなると魂は彷徨います。その魂の居場所を見つけるために残された家族が七日ごと七回追善供養をすることで仏様の手助けとなり次の世界が決まります。仏様が亡くなって七日目を初七日(しょなのか)、次の七日目を二七日(ふたなのか)、次の七日目を三七日(みなのか)、四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか、四十九日)といいます。宗派や様々な事情がありますが、葬儀の際に初七日法要や五七日法要のお経も一緒にあげることがあります。このようなことから、「次の世界が決定する四十九日までに追加彫りをしておくと一つの区切りとして良いのではないか。」という考えで私たちはお答えしています。

また、四十九日が過ぎてしまってもあまり不安に思わなくて大丈夫です。様々な事情があり一周忌または三回忌の法要に合わせて納骨をする場合もありますので、その時に合わせて墓誌や石塔に戒名または法名を彫れば良いと思います。お盆までに、お彼岸までに、と頼まれる方もいらっしゃいます。誰かが亡くなると、ご家族は気持ちの面だったり、やることが増えたり、なにかと大変かと思います。しかし、その供養する気持ちが大切なのではないかと思います。困ったことがあれば田中石材へお問い合わせ下さい。
きっと仏様は供養してくれてありがとうと感謝していると思います。

🍃別の石屋さんで建てたお墓でも承りますので追加彫りでお困りの方は是非当社にご相談下さい。

ご相談はご来店、お電話またはメールなどで受け付けております。
その際、下記の内容をお伝えください。

1.お墓の場所
 ・寺院名or霊園名or共同墓地 など
 ・石塔裏に彫られている建立者の名前(墓石間違い防止のため)

2.いつまでに彫るのか

3.彫ってほしい文字
 白木のお位牌または本位牌や過去帳などがあればそちらをご用意ください。戒名や法名、命日、俗名、享年または行年が書かれています。

なるべくご希望の日までに仕上がるよう調整をいたしますので、早めのご連絡をお願いいたします。

🍃お墓に限らず、彫りに関するご注文も承っています。
 例えば、「表札を作ってほしい」とか「会社のロゴを彫ってほしい」などなどご相談お待ちしています。

お問い合わせ先

古河展示場:古河市西牛谷112(ジョイフル本田さん前)
      ㈱田中石材工業

電話   :0280-98-5563

メール  :https://tanaka-si.com/contact/